日別アーカイブ: 2020年8月16日

場面作りって難しい

おかげさんでは、出来る限り職員だけでバタバタする場面をなくしたいと思っています。

自分が利用者なら、忙しそうにバタついている職員を横目に何もせず過ごす時間って苦痛やし、利用される目的は人それぞれですが、利用するからにはこれまでの経験やその人の持つ優しさとか良い面が発揮でき、それにより人の役に立つ・自信を持つことが出来る場面作りが必要だと思います。家族支援の為の預かり施設ではなく、今後も自宅で生き続ける為の英気を養うような場所にしたいと思っています。

写真ですが、利用者さんが洗濯物を干している場面です。

でも、この方、数分前までは写真の手前に写っているソファで寝てました。

職員は、物干しと干す物が入った籠を本人が目を開けたときに気付くような位置に置いておいただけです。人から頼まれても同じことをしてくださいますが、こうやって誰からも言われずに自分で気付いて行動に移せることってとても重要だと考えます。

おかげさんでは、職員がお願いしたり直接働きかける前に、本人が自ら動けるような環境つくり、場面つくりを増やして行きたいなぁと思っています。