ブログ|デイサービスおかげさん

みんなで掃除!!

デイサービスおかげさんでは、全ての場面において職員が利用者に対し

一方的に何かを提供することを出来るだけしないようにしています。

それは介護が必要になろうが年を取ろうが「人から世話になるばっかり」「保護されている」というような思いにさせたくないからです。

良い介護って何か・・・人それぞれの価値観、考え方があるかと思いますが、

おかげさんでは利用者を「介護する」「守る」という意識ではなく、「年を取っても介護が必要な部分があっても、出来ることをしながら皆で支え合う」という意識を持ち続けようと考えています。

よくあるように職員が作った昼食を利用者に提供したり、職員が準備したレクを利用者に提供したりするのではなく、利用者と職員が一緒に「暇やなぁ、今から何します?天気良いし出掛けます?」とか話しながらごく自然に発生する内容で1日の過ごし方が決まっていきます。急にドライブしたり、急に麻雀が始まったり、急にDIYしだしたり、急に畑の野菜を育てだしたり、畳やデッキで皆でゴロゴロして過ごすこともあります。

「介護する」のではなく「支援」

出会えたご縁を大切に、皆で生活を創っていきます。

写真は夕方の掃除場面。ただテレビの前で送迎の車を待つのではなく、出来る限り皆で動きます。

書の道!!

自己紹介程度に「昔は書道してました」と言われていた方に対し、

「書いてください」と言っても絶対に書いてくれません。

でも隣に座って何も言わずに習字の準備をしつつ、「あれっどうするんやっけ」

と独り言のように呟いていると、「かして!」と筆を持ち、勢い良く「龍」の字を書きあげられました。

達筆さは想像以上!でも本人は納得がいかないらしく「破って捨ててください」と言われていました。なので飾らずに第1作として大事にとっています。

 

関わり方次第で「色んなことが出来る人」にも「何もできない人」にもさせてしまう。

支援者としての関わり方のスキルは必須だなと改めて思います。

近所のスーパーへ!

コロナの為、これまで職員が買い物へ行っていましたが、

本日は買い物へ行く職員を見て、「私も行く!」と言われたため、一緒に行ってきました。

元々買い物がお好きな方で、「お~久しぶりじゃ~」ととても喜ばれており、

弁当を見て、「皆は好きなもん作ればええ。私はこの弁当にしようか!」と笑われていました。お金を払う際も、レジの方が「〇〇カードはありますか?」と尋ねたところ、

「おい、なんとかカードよこせって言うてるど!」と職員に言われたり、「お金はこれで

足りとるんか?金勘定が出来んで困っとる!」と言われ、レジの方も「足りてるし、勘定出来てるので全然大丈夫ですよ」と優しい笑顔で言われていました。

事業所内でもとても明るい楽しい方ですが、その方の魅力を色んな方に知ってもらえること、それにより温かい目が増えていくことに繋がっていけばと思います。

男の料理!!

週に3回利用されている男性。

これまで自宅では全く調理をしたことないと話されていました。

ご本人との会話の中で「牛丼が好きや」と言われた為、後日牛丼を作ることに。

ずっと台所を観ておられ、次第に手を出して手伝おうとされていました。

実際にやってもらうと、慣れない手付きながらも最後まで意欲的に調理に取り組まれ、

「こんなん初めてや」と笑顔で言われていました。もちろん食べてまた喜ばれていました!!

おかげさんでは、これまで個々に何をしてどのように生きてきたかを知り、馴染みのあること、よくやってたのにしなくなったこと、諦めてること等を取り戻すことを大事にしています。

でもそれだけでなく、「この場所で、この人たちと」過ごす時間の中で、自然とこれまでしてこなかったことに取り組み、楽しみや自信を持てることもとても素敵な場面です!

やはり他利用者や職員との人間関係の構築を基礎に、様々なことに興味や意欲が湧いてくる、そんな場所が必要でそんな場所でありたいと思います。

今日という1日

今日は利用者さんが少ない日なので、のんびり過ごしました。

午前中はかつての同僚、仲間が食器乾燥機をお祝いに持ってきてくれました!

そのまま一緒に調理や昼食のひと時を過ごしました。

やっぱり嬉しいもんです!食器乾燥機!!ではなく仲間に会えることは!!笑

親子で洗車して、到着した利用者さんに子供が駆け寄って抱きついてました。

職員の子連れ出勤はもちろん色々と気を付けるべき点はあります。利用者さんから注意されることもあります。でも、それ以上に素敵な場面に出会えます。

介護が必要とかそんなの一切関係なく、人と人との繋がりをやっぱり良いものだと感じさせてもらえる、利用者さん、働いてくれる職員の為だけでなく、事業所にとっても有難いことだと感じています。

事業所の近くにある「厄除け」の鬼を観てドライブしてきました。

利用者さんの貴重な時間を早くコロナを考えずに思いっきり出かけられるようになることを願っています。

デッキにて

室内でテレビを観ていてもコロナのニュースばかり。

「はぇ~怖い病気が流行ってるんやなぁ」と言われていても、

暖かくて気持ち良いデッキで過ごしていると、「コロナのコの字もここには来ないど!」

と話していました。

平和な日常!!

新型コロナウイルスの影響はまだまだ続きそうですが、

デイサービスおかげさんでは、感染対策を実施しながら出来る限り

サービスを必要とされている方にサービスを届けられるよう支援していきたいと

考えています。もちろん外出自体を自粛出来る方、ご家庭はそれで良いですが、

本当に必要な方々もおられます。そのような方々に対し、このような事態の時こそ

迎え入れられる事業所でありたいものです。

M様に掃除機を渡してみたところ、「こんなん重たいわ~」と言いながらもベッド下まで掃除してくれてました。

事業所準備期間中に植えた畑の野菜たち、土の状態も悪く悪条件にもかかわらず成長してきました!写真ではあまり成長を感じられませんが・・・

ソファベッドを置いていますが、あまりにも活躍の機会がないため、赤ん坊に寝てもらいました。ソファベッドがめちゃめちゃ大きく見える!笑

監督~

① デイの庭に小さな畑があります。

土質が悪い為、職員に堆肥を買ってきてもらい、午後より土に漉き込みました。

利用者さんはじめは「わしはあんま分からんで座って観てるわ。監督じゃ」と言われていましたが、無言でそっと道具を渡すと「やれってか?」と言いながら熱心に作業してくれました。

② 昔自身でうどん屋を営んでおられたこの方。

うどん出汁を作ろうと誘うも「もう昔のことやから任せる!」と引き気味・・・

でもいざ調理を始めると、「もっと醤油を入れるんや!」「ちょっとお玉持ってきて!」

と血が騒ぎ出したようで、最後まで作り上げてくれました。

帰りには、ご家族に「お母さんが作ったうどん出汁です」と渡してきました。

こういう場面の為に、在宅生活でイキイキと暮らしてほしいからデイサービスを始めたことを改めて感じさせてもらいました。

利用者さんが!!

ついに利用者さんの利用が始まっています。

「おかげさん」では日常的に職員の子供も出勤しています。

多世代が関わる場所、それにより「利用者」として利用する方の

違う表情を観ることが出来ます。もちろん感染対策は徹底しています。

これからどんどん素敵な表情を、職員も利用者も家族もみんなが楽しい場所に

していきます。

きれいな花がいっぱい!!

きれいな花がいっぱい!!

事業所の見学会には、新型コロナウイルスが心配される中にもかかわらず、

多くの事業所様、近隣住民の方々にお越しいただきました。

ありがとうございました。

さて、4月15日より、オープンの運びとなりましたが、

多くの方々からの贈り物をいただいています。

今後もお世話になります!本当にありがとうございます!!

親族の皆様、京都市にあるはなさんち様、香東園様、大津市桐生園様、大津市幸寿会様、

ビジョナリー会計事務所様、池田社労士事務所様、京都信用金庫様、

感謝です。今後とも宜しくお願い致します。事業所が綺麗に彩られています。